周波数の豆知識
202302.16
生体と電子の関係
私たち人間を含めて生物が身体を維持してその体を動かし
子孫を残して生きてゆくには エネルギーが必要です。
一時たりともエネルギーの供給を欠かすことができません。
生命体の必要なエネルギーを定常的に獲得する手段として
食物連鎖によって効率的なエ ネルギーの流れを作ってきました。
エネルギーの源泉は太陽のエネルギーによる光合成の産物 で
光エネルギー→光合成→食物連鎖
によってできた食物を食することで生きるた めのエネルギーを得て
細胞膜や細胞壁で閉じられた細胞で生体エネルギー交換が行われます。
つまり生物が食物によって取り入れたエネルギーは
最終的にこの細胞の内外に濃 度差をつくり
浸透圧と電位差の状態で交換し 蓄えられます。
そしてこのエネルギーはATP合成に使わ れ
全ての生物はこのATPエネルギーを用いて物質の合成、分解、運動などに使われ ています。
このATP合成など生物の中で生じるエネルギー=生体エネルギーを支えているのが
電 子の流れでありそのエネルギーであるといえます。
生体はいわば電子回路のネットワークのような構成になっており
電子は細胞内へのイオンの流入や、細 胞外へのイオンの排出にも大きく関わります。
ですから 電子の流れによって生物が身体を維持している、とも言えます。