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健康分野

202302.14

米マサチューセッツ工科大学の科学者たちが光と音だけを使ってアルツハイマー病の原因のプラークを除去に成功したと論文を発表

米マサチューセッツ工科大学の科学者たちが脳機能を妨げる有害なタンパク質であるプラークを、光と音だけを使って除去することに成功したというマウス実験による論文を発表

https://www.sciencealert.com/

scientists-have-cleared-alzheimer-s-plaque-from-mice-using-only-light-and-sound

 

 

 

https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(19)30163-1?_

returnURL=https%3A%2F%2Flinkinghub.elsevier.com%2Fretrieve%2Fpii%2FS0092867419301631%3Fshowall%3Dtrue

 

 

この研究は、アルツハイマー病に侵された脳にγ波と同じ波長である40Hzのγ波を発生させて、その音を繰り返し聴かせることで、脳内にγ波を再び起こし

アルツハイマー病の進行を遅らせられないかを調べた研究で、結論は、低下しているアルツハイマー病の症状を改善させることができることを発見したということです。

 

論文タイトル:

「Multi-sensory Gamma Stimulation Ameliorates Alzheimer’s-Associated Pathology and Improves Cognition」

 

驚くべきことに、改善は機能レベルにとどまらず、脳内プラークがこのような単純な刺激を続けることでうまくいくと半分程度まで低下させることができるといいます。

まだ、マウス試験ではあるが、音と光だけでアルツハイマーの改善ができるのであれば、ヒトへの応用もそう遠くない先で実現されるのではないかと期待します。