量子は「日常的な物理の法則」には従わない

 

 

 

 

量子は「日常的な物理の法則」には従いません。

 

 

量子とは「粒子」と「波」の性質をあわせ持った

 

原子、原子を作る電子・中性子・陽子・光子・ニュートリノ

 

などの物質やエネルギーの単位のことです。

 

 

私たちが、普段目にしている現象は

 

「古典物理」によって説明されますが

 

 

 

 

 

 

目に見えないミクロの世界では

 

「古典物理」とは異なる原理法則によって支配されており

 

その挙動は私たちが直感的に理解している「古典物理」のものとは異なります。

 

 

 

 

「粒子はある位置に存在している」というのが「古典物理」の立場ですが

 

粒子と波の両方の性質を持つ量子の場合は位置を観察した瞬間に

 

波としての性質を失い

 

 

観察されない状態では

 

さまざまな位置に存在する可能性の波が重なった

 

「重ね合わせ」の状態として存在する

 

というのが、現状では支持者が多い（コペンハーゲン解釈）量子物理の解釈です。